令和四年度 第50回東京近県小学生剣道錬成中央大会に参加しました!
- 管理者 桜剣
- 2022年12月7日
- 読了時間: 5分

3年ぶりの当大会、総勢127チームが参加する大きな大会でした。
先鋒、中堅、大将からなる3人1組の団体戦となります。
3チームでのリーグ戦を行い、勝ち抜いたチーム同士でのトーナメント戦へと移ります。
リーグ戦を勝ち抜けば努力賞、その先敢闘賞/優良賞/優秀賞/第三位/準優勝/優勝があります。
早朝から皆んなで集合。
子供達は朝から元気で気合いは十分!

初戦は3年生ひゆうくん、4年生りょうすけくん、6年生かずしくんのBチーム。
今大会、桜剣士として初登場となる3年生のひゆうくん。相手に臆さず下がらない剣道で果敢に攻め込みます。一本にはなりませんでしたが、チームに勢いをもたらせました。
続く中堅。初太刀で惜しくも旗が一本上がるも決めきれず。どんどんと打ち込み、相手が我慢できずに打ってきた面に対して素早い出端小手で1本!見事一本勝ちを収めました。大将は初太刀は自分から飛び込み面。惜しくも外れましたが、その後も打ち込み相手を場外へ押し出すほどの気迫でした。しかし、果敢に攻めた結果竹刀を落としてしまい、反則を2回取られ一本負け。リーグ戦1試合目は勝者数本数同数の引き分け。リーグ戦2試合目は先鋒が、1試合目同様下がらない剣道で相手を追い込み、見事な追い込み面にて1本勝ち!続く次鋒、得意の打ち合いの中で、相手の動きが止まったところへ見事飛び込み小手が決まり、一本勝ち。大将も攻めの姿勢で引き分けに持ち込み、2勝0敗。相手チームに本数差で勝利し、トーナメント戦へと駒を進めました。


次は先鋒3年生さきちゃんと中堅4年生しずくちゃんの女の子2人の女子Cチーム。残念ながら大将の子が欠席のため、2人での大会参加となりました。
まずは先鋒が初太刀返し胴。一本になりませんでしたが、非常に惜しい打ちでした。その後良い打ちは何本かありながらも、なかなか審判の旗が上がらず。チームの勝利のためには勝たなければいけないプレッシャーもありながら、お互いが構えが均衡した状態の中で得意の飛び込み面で一本。見事1本勝ちを収めました。続いて中堅は、積極的に攻めながらも勝利を勝ち取ることができず、引き分けとなりました。リーグ戦1試合目は勝者数同数、本数負けの敗退。
リーグ戦2試合目では先鋒は格上相手に攻めを繰り返すもなかなか通じず、小手打ちで中途半端な位置で足を止めてしまったところに面打ちを飛び込まれてしまい、一本を取られました。それでも二本目は恐れず相手の出端を捉えようとしっかりと狙いを澄まし、相面。こちらの面に見えましたが、審判の判定も割れ、2対1で相手の一本となり、2本負けを期してしまいました。チームとしてリーグ戦の敗退が決まってしまいましたが、中堅が目の覚めるような活躍をしました。1か月間、勝つためにと練習してきた面抜き面。稽古のときはうまく出来ても、地稽古や試合練習では一回も当たりませんでした。でもしっかりと自分を信じて技を出した結果、見事相手の打ち終わりをとらえ見事な1本勝ち!見ている全員が感動を覚えた一本でした。
惜しくもトーナメントには上がれませんでしたが、大将不在の中、女子二人が見事な試合をしてくれました。


続いて競合揃いのリーグとなったAチーム。
先鋒4年生こうたろうくん、中堅5年生こうしろうくん、大将5年生めいちゃんでの参戦となります。
大会での優勝経験もある子達なのですが、、、気持ちでは負けてはいませんでしたが、2戦とも0-3での敗退。。
これの試合を糧に次に期待です。



最後は先鋒3年生りょうくんと大将5年生あきとくんのDチーム。残念ながら中堅の子が体調不良で不在の中、二人で頑張ってくれました!
先鋒は止まらずに前へ、前への剣道で休むことなく打ち続けました。気迫では相手を圧倒していましたが、途中下がったところと不用意に入ったところを捉えられ2本負け。
大将は初の公式戦。立ち上がり直後に果敢に攻めるも冷静に捌かれ、面を2本とられ2本負け。
リーグ戦2回戦目は先鋒は先ほどの試合以上に攻め続けましたが一本につながらず引き分け。稽古も人一倍真面目に頑張っている彼。気持ちでは負けておらず、見ている全員が手に汗を握りしめた試合で、チーム全体に勢いをつけました。続く大将は同様に攻め続け、面打ちや胴打ちなど、様々な技を繰り出しました。相手を気迫で追い込み場外反則2回で見事勝利を収めました。相手が前に出れず下がる一方になる程の攻めが、勝利に繋がったのかと思います。

リーグ戦も終わり、次にトーナメントが始まります。
頑張れBチーム!
でしたが、格上相手に0-3にて敗退となってしまいました。。
それぞれ良い所は出ました。特に大将のかずしくんは、初太刀の面を決められたものの、冷静に相手のことを見て、すりあげ技、出端技、応じ技で応戦していました。倒れてしまう場面が何度かありましたが、立ち上がり立ち向かう姿は6年生の背中の大きさを感じました。

賞を貰えたチーム、リーグ戦で残念ながら敗退してしまったチーム、色々ありましたが、試合内容としては良かったかと思います。
様々な選手と試合をする事で、沢山得られた物もあるはずです。
今回学んだ事を踏まえて、日々のお稽古に励みましょう!次も頑張るぞ!

最後に父として、娘が剣道を始めて早一年。
前に前にという気持ちは身についたものの、なかなか勝利に繋がる一本を取ることが出来ませんでした。御指南頂いた面抜き面で、ようやく一本とることができ、感無量でした。ありがとうございました!


written by 早嵜父
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